畳の用語集
- 畳
- い草を織ってできた畳表を畳床の上に縫い付けてたもの。
- 畳表
- 畳の表面になるい草のこと。
- 畳床
- 畳の土台になる部分。昔は藁であったが、現在では発泡スチロール、木質繊維・チップなど軽量で安価なものもある。
- 畳縁
- 畳の縁につけた細長い布のことで、布製やナイロン製のものがある。
- 縁
- 畳の角や側面を保護するためにつける布のこと。
- 縁無し畳
- 畳に縁をつけず、すべて畳表で覆ったもの。縁が無いので縁無し畳と呼ばれる。
- 藁床
- 昔から使われている畳床で、原料は稲ワラ。丈夫で耐久性が長く、通気性に優れ踏み心地が良い。
- 藁サンド床
- 簡易的な発泡スチロールを丈夫な藁で挟んだタイプの畳床。藁は丈夫だが高価である為、発泡スチロールとの組合せで安価に仕上げたもの。
- 双目畳表
- 標準的な畳表。
- 琉球畳表
- 三角の形をした琉球い草を半分に裂いて織り上げたもの。表面はゴツゴツしている。摩擦や折り曲げに強く、縁をつけなくても丈夫なため、縁無し畳に用いられることがおおい。
- 琉球畳
- 正方形の形をしており、畳表には琉球畳表を使用する。誤解が多いが縁なし畳=琉球畳ではなく、縁の有無に関わらず琉球畳表を使うので琉球畳とよばれる。
- 染土
- い草は刈り取り後、日焼け止め・保湿のため、染土という泥水につけます。染土で染めることで畳特有の香りが生まれます。
- 泥染め
- 水に溶かした染土に生のい草をつけ込む作業のこと。畳独特の色合いを出したり、退色を防いだりする。また、この作業によって畳独特の香りが生まれる。
- 置き畳
- 畳の敷物。主にフローリングなどに並べて敷く。
- 薄畳
- 厚さが15〜30mmと薄く、段差を極力なくした畳。主にフローリングに並べて敷く。
- 上敷き
- 畳表に縁が付いた敷物。カーペットやラグのように床に敷く。
- 坊主畳
- 別名を縁無し畳と呼ぶ。
- 裏返し
- 畳から表を剥がし、裏に返して裏面を再使用する事。
- 表替え
- 畳の表を新しいものに取り替えること。
- 畳替え
- 畳を全て新品に取り替えること。
- 江戸間
- 畳の寸法を指す言葉。五八間とも呼ぶ。五尺八寸×二尺九寸が基準。主に静岡以北の関東で使用されるが、全国的にも使われる。
- 京間
- 畳の寸法を指す言葉。本間とも呼ぶ。長さ六尺三寸、六尺三寸×三尺1寸五分が基準。主に西日本で使用されている。
- 中京間
- 畳の寸法を差す言葉。名古屋間 ・三六間とも呼ぶ。六尺×三尺が基準。主に東海地区で使用されている畳です。
- 中間間
- 畳の寸法を指す言葉。統一された言葉ではないが、長さ六尺一寸、幅三尺基準の畳。
- 団地間
- 標準よりも小さく、団地などの部屋に合わせた規格外の畳。サイズの規定はなく、団地によりバラバラでサイズが異なる。
畳の豆知識
畳は床と畳表(ござ)の二層からなります。それを縁であわせたものが畳となるわけです。畳の構造について
畳には調湿効果機能があり、私達の暮らしに様々なプラスをもたらしてくれています。 畳の機能について
畳はいつどのようにして始まったのでしょう?
畳の歴史を紐解きます。
畳の歴史について
畳を長くお使いいただくために、日頃から出来るお手入れ方法をご紹介します。畳のお手入れ方法について
耳慣れない畳の専門用語。解説つきでまとめました。畳の用語集を見る
お客様からよくいただく畳のご質問をまとめました。お問い合せ前にご覧ください。畳のQ&Aを見る